宮古島に生息する固有種とは?

宮古島の固有種で絶滅したものもあります

琉球列島の島々には、その島にしかいない固有種が数多くあります。例えば、沖縄本島のヤンバルクイナ、奄美諸島のアマミノクロウサギや西表島のイリオモテヤマネコなどです。
宮古島にも「ミヤコ」と名の付く固有種が多く生息しています。その中には、すでに絶滅してしまったものもあります。カワセミの一種のミヤコショウビンは、1887年に初めて発見され標本とされましたが、その後全く発見されていません。洞穴に住む小型のコウモリであるミヤココキクガシラコウモリも、1971年に確認されたのを最後に発見されていません。ミヤコショウビンもミヤココキクガシラコウモリも種が絶えてしまい、二度と見ることができなくなってしまったのです。

宮古島には固有種がたくさんいます

宮古島には、絶滅してしまったミヤコショウビン以外にも数多くの固有種が存在しています。ミヤコサワガニやミヤコカナヘビなどです。
沖縄県の天然記念物に指定されているミヤコサワガニは、甲羅幅が3cmぐらいのサワガニで、夜行性で水中の有機物や陸産貝類をエサとしています。ミヤコサワガニは一生を淡水の環境ですごすカニですので、その存在は琉球列島の歴史を解明する上でも大変貴重とされています。ミヤコカナヘビは、全長25~32cmの宮古島固有のトカゲです。沖縄本島のアオカナヘビと異なり、体の側面が緑色をしており、お腹に鱗の列が8列あります。最近の研究によれば、沖縄本島のアオカナヘビや八重山諸島のサキシマカナヘビよりも、中国大陸や台湾にいるものに近いことが判明しました。
これ以外にも、宮古島にはミヤコヒバァ、ミヤコヒメヘビ、ミヤコヒキガエルなどの固有種が存在しています。